中国で派出所の統廃合の波 東欧の共産党崩壊前の状況に似ている=専門家
最近、中国広東省や山東省の公安局が組織の統廃合を進めており、派出所(警察署)の数を減らしている。専門家は、地方政府の財政が厳しい状況の中、中共政権は安定維持のための「手先」となっていたこれらの下部組織の削減を余儀なくされると分析している。こうした人々が新たな反体制勢力となる可能性は高い。
10月から、山東省青島市、煙台市、イ坊市公安局は派出所の「撤廃・統合」計画を発表した。 10月28日、WeChat公式アカウント「山東頭条ニュース」は9つの派出所を統合することを表明したと報じた。
また中国メディア「梅州網」によると、こうした派出所の統廃合の理由について、当局は「既存の警察資源を効果的に統合する」ためだと説明している。
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