11月19日、来年1月の台湾総統選挙で、最大野党の国民党(KMT)と第2野党、台湾民衆党(TPP)の候補一本化を巡る交渉が暗礁に乗り上げた。写真は18日、台北で行われたTPPの記者会見で撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

台湾野党、候補一本化交渉が行き詰まり 立候補届け出24日まで

来年1月の台湾総統選挙で、最大野党の国民党(KMT)と第2野党、台湾民衆党(TPP)の候補一本化を巡る交渉が暗礁に乗り上げた。

両党は、15日に世論調査を基に候補者を一本化することで合意したと発表していた。 もっと見る

両党は18日の協議で、世論調査をどのように解釈すべきのかについて意見がまとまらず、総統候補と副総統候補に誰を擁立するかを決定できなかった。

総統選の立候補届け出は24日まで。

TPP候補で前台北市長の柯文哲主席は19日の選挙集会で、自身が世論に反して行動したり支持者を「見捨てる」ことはないと強調し、一致団結できる全ての勢力を結集させるために取りくむと述べた。その上で「しかし私は最後までTPPの総統候補として戦う」と語った。

与党、民主進歩党(民進党)候補の頼清徳副総統は大半の世論調査で支持率トップを走ってきた。柯氏は国民党候補の侯友宜・新北市長と2位の座を争ってきた。

KMTの朱立倫主席は党幹部らに対し、団結することは「皆の共通の目標」であり、党は最後までそのために努力すると表明。党員は22日の「最終確認」に備えるべきだとしたが、詳しくは語らなかった。

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