中華民国中央選挙管理委員会は、2023年11月14日の総統・副総統選挙の署名結果を発表した。単独で総統に立候補しているホンハイ創設者の郭台銘氏と副大統領の頼培霞氏は90万人以上の署名を集めた。証明書に署名した後、20日から24日まで大統領候補として登録できる。外国メディアは、郭台銘氏が中華民国総統選挙から撤退すると報じた(資料写真)(中央通信社)

フォックスコン創始者・郭台銘氏 中華民国総統選からの撤退を表明

フォックスコン創業者の郭台銘(かく たいめい)氏は本日(24日)午後、中華民国総統選(台湾総統選挙)から撤退する声明を発表した。2020年総統選の土壇場での棄権に続き、総統・副総統登録の最終日に辞退を表明した原因が中国共産党(中共)にあるのかどうかについては明言しなかった。

郭台銘氏の台湾総統になるという目標は、多くの障害に直面している。郭氏の選挙運動チームは、署名と引き換えに現金を提供した疑いで台湾で調査を受けた。

一方で、郭氏が8月に立候補を表明し、もし当選したら、中共からの脅しには屈しないと述べた後、中共当局はフォックスコンに対して税務調査を行った。郭氏が当選した場合、中共からの圧力を受ける可能性があるとの懸念が高まっていた。 

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