漢方を救った名医のカルテを紐解きます。本日は桑葉です。肺にきき、お尻によく、目がきれいになるのですよ。stellarinfinity PIXTA(ピクスタ)pixta_16248212_M Healing hands and seven chakras on a sky background with rainbow
末法の世に、再び輝く中医学、漢方!

「安肺寧嗽丸(あんぱいねいそくがん)」桑葉の肺を強化する力について語る

桑葉の健康効果は、古代でも現代でも、高く評価されているのです。 明代の『本草綱目』には、桑葉は天の神「箕星(みぼし:二十八宿の一、箕宿 (きしゅく) の和名)」から変化したもので、「これを食べる老人は子供になる」と記されており、食べると若返ることができるのだといわれていました。そのため、人々は桑葉を「神仙草」と呼び、日本ではそれをお茶にして、桑葉茶を長寿茶と呼んでいます。

現代では桑葉は「植物の王様」「清補的人参(高麗人参のように)」と呼ばれ、栄養価が高く、糖尿病、高血圧、高脂血症、心血管疾患、脳血管疾患などの現代病のほとんどに治療効果があります。 「医食同源」の「トップ10健康食品」として世界に認められています。

実は、桑葉最大の効果は肺を強化し、肝を調節することであるはずです。 冬が近づき、肺炎が流行しているので、今日は主に肺を保護し、炎症を抑え、火を消す効果についてお話します。

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