2024年1月24日、神韻ニューヨーク芸術団が、J:COMホール八王子での第一回公演を行なった。満場となったこの日、五輪出場の元新体操選手や著名オペラ歌手らから称賛の声が届いた。 (藤野偉/大紀元)

「テノール歌手の情熱に感動」有名オペラ歌手が神韻を称賛、八王子公演開幕

24日、日本を巡回公演中の神韻芸術団が、東京都のJ:COMホール八王子での公演初日を迎えた。ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、失われた中国伝統文化の復興を掲げ、世界各国の劇場で上演している。満員御礼となったこの日、世界最高峰の中国古典舞踊を届ける夢の舞台に、観客からは賞賛の声が届いた。

「中国人の素晴らしい精神性感じた」有名オペラ歌手が称賛

2024年1月24日、オペラ歌手でウクライナ功労芸術家表彰者のオクサーナ・ステパニュックさんが、神韻ニューヨーク芸術団のJ:COMホール八王子での第一回公演を鑑賞した。(Wenliang Wang/大紀元)

「とても楽しめました。特に衣裳が好きです。ダンスのテクニックも優れていて本当に素晴らしい公演でした」。ウクライナ出身のオペラ歌手オクサーナ・ステパニュックさんは神韻公演を鑑賞し、感動を語った。

約20の短い演目から構成される神韻公演では、古典舞踊や舞踊劇の他に、中国楽器の独奏や、歌曲の独唱も披露される。啓発的なメッセージを伝えるオリジナル歌曲の独唱に、ステパニュックさんは「テノール歌手の美しいレガートと情熱、そしてカリスマ性が好きです」と語った。

ステパニュックさんはウクライナの首都キーウ出身で、チャイコフスキー記念ウクライナ国立音楽アカデミー声楽科、及び器楽科を首席で卒業。2003年に初来日し、オペラ歌手及び伝統楽器「バンドゥーラ」の世界的な奏者として活躍中だ。2011年にはウクライナ大統領より名誉芸術家勲章を受章している。

神韻公演では、ステージ後方のデジタル背景幕が映し出す美しい光景が舞踊を引き立てる。ステパニュックさんは「ピンク色の綺麗な桜の花(を写したバックスクリーン)は本当に楽しませていただきました」と笑顔で語った。

「神韻の演目から、私は中国人の素晴らしい精神性を感じ取ることができました」というステパニュックさん。夫のタラス・ラドゥカさんも「古き良き中国の雰囲気が大好きです。楽しんで鑑賞することができました」と続けた。

神韻公演では、中国の精神的伝統を現代に受け継ぐ信仰者の姿も描かれる。ステパニュックさんは、ウクライナもかつては今の中国と同じく共産主義の支配下にあったことを念頭に、「ご存知の通り、どの国も自由であるべきだ。共産主義より自由の方が良い」と指摘した。信念を貫く善良な人々に気持ちを寄せつつ、「私たちは精神的に強くなり、自由と平和のために戦わなければなりません」と語った。







神韻2024日本公演は、2023年12月22日から2024年2月16日にかけて、全国12会場で42公演を挙行する。公演のチケットはチケットセンター(0120-91-8487、午前10時〜午後6時)のほか、公式ホームページから購入することができる。チケットぴあや楽天チケット等、大手チケット予約サービスでも取り扱いがある。

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。

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