日英伊による次期戦闘機、2月末にも与党間で結論 3月に開発企業協議が本格化
木原稔防衛相は6日の会見で、日英伊による次期戦闘機(GCAP)の共同開発について、3月以降に開発企業間で協議が本格化することから、戦闘機の第三国移転を含め2月末に与党間の結論を得ると言明した。
日英伊の3国は昨年12月に東京で防衛大臣会合を開き、次期戦闘機の共同開発を目指す国際条約に署名した。史上初めての欧亜を越えた戦闘機研究開発協力プロジェクトであると同時に、日本が第二次世界大戦後、米国以外の国と行う大規模な軍事技術協力計画となる。
木原氏は会見で、次期戦闘機の第三国への移転に関する与党協議について岸田総理が2月末に結論を出す時期だと示したことを再確認し、防衛装備品の高性能化・高額化の現状を説明。技術や資金面でパートナー国との分担が、国際共同開発・生産するうえで、航空機分野で国際共同生産が調達価格低下に寄与すると強調した。
関連記事
政府は10月1日、サイバー対処能力強化法とサイバー対処能力整備法の一部を施行し、重大なサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の運用を開始した
日米共同演習「キーン・ソード27」が10月19~29日に行われる。自衛隊約4万5千人が参加予定で、前回より規模を拡大。フィリピンや欧州各国の軍も実施部隊等に加わる。特定の国は演習の相手として明示していない
自衛隊がインドネシアの山林火災で、海外初となる消火任務を終えた。CH-47輸送ヘリ3機で40回超の活動を行い、約220トンを放水。火災が続くなか、現地側が自力で対応可能になったことを受け、撤収する
小泉防衛相は29日の会見で、広島・長崎の惨禍を繰り返さない決意を示す一方、侵攻を防ぐ抑止力の必要性を訴えた。非核三原則などをめぐる「タブーなき議論」には被爆地から反発も出ている
日本政府は安全保障政策の見直しを加速させている。AIやドローンなどの「新たな戦闘方式」が、「安保3文書」改定の重要な課題となる。元自衛官の矢野義昭教授は、2026年版「防衛白書」が3文書の改定に向けた重要な参考資料になるとみている