2月7日、台湾駐米代表(大使に相当)の兪大らい氏(写真)は、中国が半導体技術で台湾と肩を並べようとする動きについて「技術を盗んでいる」などと非難し、巨額の投資にもかかわらず成果は上がっていないと述べた。写真は台湾の台北で昨年8月撮影(2024 ロイター/Fabian Hamacher)

中国は半導体技術「盗んでいる」、台湾駐米代表が非難

Michael Martina David Brunnstrom

[ワシントン 7日 ロイター] – 台湾駐米代表(大使に相当)の兪大らい氏は7日、中国が半導体技術で台湾と肩を並べようとする動きについて「技術を盗んでいる」などと非難し、巨額の投資にもかかわらず成果は上がっていないと述べた。台湾が米国で半導体投資を拡大する見通しも示唆した。ロイターのインタビューで語った。

中国半導体メーカーが次世代スマートフォンプロセッサーの製造に乗り出しているとの報道に疑問を投げかけたほか、米大統領選の共和党候補指名争いで優位に立つトランプ氏が展開している、台湾が米国の半導体雇用を奪うとの主張に反論した。

中国メーカーについて「ルールを守らない。不正やコピーをする。技術も盗む」と強調。米国が中国の先端技術開発を抑制しようとする中、中国が年内に次世代プロセッサーを作れるかどうか疑問だと述べた。

在米中国大使館の報道官は、発言は「良識に欠け」、悪意があると主張。「中国の科学的・技術的成果は『不正』や『盗み』によって成されたものではない。われわれの発展は常に自身の強さの上に築き上げられてきた。中国の能力を引き続き強化し、自立と技術革新を追求していくことに自信を持っている」とした。

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