NHKなど国内メディアは9日、世界的指揮者の小澤征爾さんが今月6日、都内の自宅で心不全のために亡くなったと伝えた。88歳だった。写真は小澤征爾音楽塾のオーケストラを指揮する小澤氏。北京で2009年4月撮影。(2024年 ロイター/Grace Liang)

指揮者の小澤征爾さん死去、国内メディア伝える ボストン響など監督

[東京 9日 ロイター] – NHKなど国内メディアは9日、世界的指揮者の小澤征爾さんが今月6日、都内の自宅で心不全のために亡くなったと伝えた。88歳だった。ボストン交響楽団やウィーン国立歌劇場の音楽監督などを務めた。

1935年に中国の瀋陽(旧奉天)で生まれた小澤さんは、41年に一家で日本へ戻った後にピアノを習い始めたが、ラグビーで指を痛めて指揮者に転向した。59年に貨物船で2カ月かけて渡欧し、フランスのブザンソンで行なわれたオーケストラ指揮者国際コンクールで優勝した。

73年にはボストン交響楽団の音楽監督に就任。29年にわたる関係が始まった。

スポーツとボストンを愛した小澤さんは、大リーグのレッドソックス、プロフットボールNFLのニューイングランド・ペイトリオッツ、プロバスケットボールNBAのセルティックスのファンだった。

ボストンでは毎週、子どもたちのための教室を開き、生徒から「セイジ」と呼ばれた。

小澤さんは日本にクラシック音楽を広めることにも情熱を注ぎ、長野県松本市で音楽祭をスタート。多くのクラシック音楽愛好家が街を訪れるようになった。

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