2月15日、台湾で対中国政策を担当する大陸委員会は中国沿岸に近い台湾の離島に近付いた中国のスピードボートが台湾沿岸警備当局の船から逃げようとして横転し2人が死亡したことについて、当局の行動に問題はなかったと擁護した。写真は台湾沿岸警備当局の本部。2016年3月、太平島で撮影(2024年 ロイター/Fabian Hamacher)

台湾、沿岸警備当局の行動を擁護 中国船転覆で2人死亡受け

[台北 15日 ロイター] – 台湾で対中国政策を担当する大陸委員会は15日、中国沿岸に近い台湾の離島に近付いた中国のスピードボートが台湾沿岸警備当局の船から逃げようとして横転し2人が死亡したことについて、当局の行動に問題はなかったと擁護した。

台湾側によると、スピードボートは14日、金門北碇島付近の禁止水域に侵入。転覆したことで乗っていた4人のうち2人が死亡した。

大陸委は初期調査を基に、沿岸警備当局は法律に従って職務を遂行し、不適切なことは何もしていないと表明。台湾海域で違法にしゅんせつしたり、爆薬や毒物を使って漁をしたり、ゴミを投棄したりする中国船を止められなかったのは中国であり、指摘しても状況は改善されなかったと主張した。

声明で「大陸の乗組員が今回のわれわれの法執行業務への協力を拒否し、不幸な出来事が発生したことを深く遺憾に思う」とした。

一方、中国政府で対台湾政策を担う台湾事務弁公室は、台湾が中国漁民を「乱暴で危険」な方法で扱っており、それが「悪質な事件」の主因だと非難した。

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