米FBIは2月29日、ニューヨーク市長エリック・アダムス氏の顧問で中国系女性のウィニー・グレコ氏の自宅を家宅捜査した。写真はアダムズ市長 (Photo by Spencer Platt/Getty Images)

<写真あり>米FBI、ニューヨーク市長の女性顧問を家宅捜索 中国秘密警察署とも関係か

米FBIは現地時間2月29日、職権濫用などの疑いがあるとして、ニューヨーク市長エリック・アダムス氏の顧問で中国系女性のウィニー・グレコ氏(中国名・鄭祺蓉)の自宅を家宅捜索した。グレコ氏は2度にわたってアダムス市長の訪中を仲介するなど親中派として知られており、現地メディアはグレコ氏と中国当局との関係性に焦点を当てている。

地元住民によると、FBI捜査官は午前6時頃にニューヨークのブロンクス区にあるグレコ氏の自宅に突入した。捜索活動は数時間にわたって行われたという。

現在61歳のグレコ氏は、ニューヨーク市のアジア事務担当官だ。福建省出身で、1995年に渡米した。2014年にブルックリン区長だったアダムス氏と出会って以来、10年近く選挙サポーターを務め、政治資金集めを担った。華僑コミュニティとも深い親交があったことから、「米中の架け橋」「名誉副区長」などのあだ名を持っている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国の作家ピーター・シュバイツァー氏は、中国共産党政府がいわゆる「出産旅行」を通じて出生による市民権制度を利用し、将来的に米国の政治や社会に影響を及ぼそうとしていると指摘している
大量の違法な中国製電子たばこが米国に流入しており、その背後に国家安全保障、さらには金融犯罪が関わっている可能性がある
米カリフォルニア州モントレー・パーク市で在米華人が集会とデモ行進を行い、中共政府による生体臓器摘出の実態を訴えた。参加者は子供や信仰者の失踪問題を指摘し、国際社会に関心を呼びかけた
米司法省が公開したエプスタイン文書でアンドルー王子と習近平主席の親密な関係が浮上。背後には中国共産党のスパイ疑惑をかけられた実業家の影もあり、王室を巻き込んだ国際的なスキャンダルへと発展
米ペンシルベニア州エリーに所在するマッサージ店が、不法な売春宿であった疑いが持たれている