中国から輸入された唐辛子パウダーから「スーダンレッド」が検出され、台湾の複数の県市の学校で使用が禁止された。(台湾食品薬物管理署提供)

中国製の唐辛子パウダーに発がん性物質 台湾の学校で使用禁止

最近、台湾で検査された中国からの輸入唐辛子パウダーから発がん性物質スーダンレッド」が検出された。これにより、台湾の多くの県市の学校で中国製唐辛子パウダーの使用が禁止されている。

中国から輸入された唐辛子パウダーから「スーダンレッド」が検出されたことにより、食品安全問題が拡大し、台湾の新北市は3月6日に学校給食での唐辛子パウダーやカレー粉など、調味料の使用を一時停止すると発表した。

台北、基隆、桃園、新竹の県市、苗栗、中彰投、雲林、嘉義市、宜蘭、台東など13の県市がこれに続き、台南、高雄、屏東、花蓮、嘉義県の5つの県市はこの措置には追随していない。

中華民国(台湾)食品薬物管理署は6日にプレスリリースを発表し、中国から台湾に輸入される唐辛子パウダーに不法に添加されたスーダン色素問題に対処するため、不適合な唐辛子パウダーの強化取締りを行い、食品薬物管理署のウェブサイトに専用セクションを設置した。

台湾の食品薬物管理署によると、地方政府の衛生局が以前に公表した「保欣企業有限公司」の唐辛子パウダーの4つのロットからスーダン色素が検出されている。

その他、同署と地方政府の衛生局は、2月21日から輸入が禁止された中国の唐辛子パウダーの輸出業者及び、製造業者21社に対して抜き打ち検査を拡げ、現在までに検査した59のロットのうち、11のロットが基準に適合せず、基準に達しなかったのは合計15ロットだったことが明らかにされている。

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