自衛隊は米軍の指揮下にない 林官房長官「独自に行動している」
林芳正官房長官は4月11日の記者会見で、日米両首脳は自衛隊と米軍の指揮統制の連携を強化することで合意したと語った。「自衛隊の統合作戦司令部は米軍の指揮統制下に入らない」と説明。また、米軍との共同対処を含めた自衛隊の活動は、「独自の判断に基づき、憲法と国内法令に従って行われる」とし、「自衛隊と米軍は独立した指揮系統で行動している」と強調した。
バイデン大統領が日朝対話を支持したことについては、「日米両首脳は北朝鮮との対話の道が開かれているという共通認識も踏まえ、日米、日米韓がより緊密に協力していくことを確認した。こうした共通理解に基づく声明と受け止めている」と述べた。
関連記事
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中国が東アジア海域で海軍と海警局の船100隻以上を展開した。 木原稔官房長官は、中国の軍事動向には「平素から重 […]
防衛費の財源確保をめぐり、政府・与党が所得税に1%を上乗せする「防衛所得増税」を2027年1月に実施する方向で検討を進めていることが分かった。安全保障環境の変化を背景に、防衛力強化と財源確保のあり方があらためて焦点となっている。
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第13回公判が3日、奈良地裁で開廷した。安倍氏の妻である昭恵さんが初めて出廷した