冷凍牛乳は長持ちし、冷たいドリンク作りにも便利です(大紀元)

うっかりして賞味期限切れ?牛乳を2か月保存する方法

新鮮な牛乳は栄養満点で、お菓子作りや料理にも使え、多くの家庭で必需品で常備している人も多くいます。牛乳をよく飲む方は、保存方法についても知りたいと思うでしょう。冷蔵保存の場合、牛乳の賞味期限は10日程度ですが、数か月間保存可能な冷凍保存法をご紹介します。

 

冷凍保存の方法

牛乳を冷凍する際は膨張するので、プラスチックボトルに入れる場合は、蓋との間に2.5~5.1センチの空間を空けて置いて、そのまま冷凍します。

ガラス瓶や紙パックは、膨張した牛乳で割れたり破れたりするので、直接冷凍せず、製氷皿など別の容器に移してから冷凍しましょう。

製氷皿で牛乳を小さなキューブに凍らせると、解凍も早くなりますし、アイスコーヒーやフローズンドリンクに使う際にも、必要な分だけサッと取り出せて、便利です。冷凍牛乳を一定量ずつ使いたい場合は、計量スプーンで容器に入れると良いでしょう。

製氷皿で牛乳をキューブ状に凍らせると、解凍も早く、アイスコーヒーやフローズンドリンクに使う際にも、必要な分だけサッと取り出せて、便利です(イメージ図)

 

冷凍牛乳のコツ

冷凍する際の手順は難しくありませんが、注意すべきポイントがいくつかあります。

1. 冷凍する前に、牛乳が腐っていないことを確認しましょう。

2. 牛乳は水、脂肪、タンパク質、乳糖が主な成分です。クリームは牛乳に細かい粒子として混ざっていますが、長期間冷凍すると水分と乳成分が分離します。

3. 脂肪分が多い牛乳ほど、解凍したときに分離が目立ちます。そのため、全脂乳よりも低脂肪乳や無脂肪乳の方が冷凍に向いています

4. 解凍した牛乳が分離している場合は、容器を振って乳化を整えると良いでしょう。

5. 牛乳は密閉できる容器に入れて冷凍し、他の食品のにおいがつかないようにしましょう。製氷皿など蓋のない容器を使う場合は、ラップで包むか、凍ったら冷凍用保存袋に移して口を閉じ、冷凍しましょう。

6. アーモンドミルクやオートミルク、豆乳などの植物性ミルクも冷凍可能です。冷凍すると粒状になりますが、スムージーや料理に使用できます。

アイスボークコーヒー:牛乳を冷凍してゆっくり溶かし、分離した乳成分で最も香醇なコーヒーを淹れる(shige hattori / PIXTA)

 

解凍方法

室温での解凍は牛乳が腐るリスクがあるため、冷蔵庫でゆっくり解凍するのが安全です。急いで解凍したい場合は、密封した牛乳を冷水につけ、定期的に水を替えながら解凍を待ちましょう。

関連記事
江戸時代の頃から、「味噌は医者いらず」という諺があります。具だくさんの味噌汁に牛乳を加えるだけで、コクのあるまろやかなスープが出来上がります。
半世紀ぐらい前のことです。昭和時代の中期だと思ってください。 ちょうど今のような、夏休み期間中の思い出です。学校のある普段はあまり気がつかないのですが、朝方の心地よい涼しさにひかれて早起きすると、楽しい「町の音」が聞こえてきます。
エノキタケは、季節を問わず、スーパーで安く買える便利な食材です。しかも低カロリーで食物繊維が豊富なため、「完璧 […]
今年もベリー(果実)の季節がやってきましたね! イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなどの小さなベ […]
製氷皿から氷を取り出すとき、製氷皿がただ水を凍らせるためだけのものでないことに、私たちはあまり気づかないかもしれません。実際、製氷皿は手早く軽食を作ったり、食品ロスを減らしたりするのに役立つ、最も用途の広いキッチン用品のひとつなのです。これらの使い方、試したことはありますか?