空き家が900万戸で過去最高 30年間で約2倍=総務省調査
総務省が30日に発表した2023年の住宅・土地統計調査で、全国の空き家が900万戸(速報値)となり、過去最多となった。
調査は1948年以来、5年ごとに実施しており今回で16回目。今回は昨年10月時点での住宅・土地統計調査を実施した。
調査によれば、2023年の空き家は前回の調査(2018年)から51万戸増加し、総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は13.8%だった。これまで一貫して増加が続いており、1993年から2023年までの30年間で約2倍となっている。
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている