企業調査のデータによると、2023年には中国の飲食業界で廃業した企業の数が126万5千件を超え、前年比で2倍以上の増加を記録した(manbi / PIXTA)

中国で多くの飲食店が廃業する一方で繁盛する新商売

中国の飲食業界は閉店の波に見舞われ、昨年だけで100万店舗以上が営業を停止した。その一方で、飲食店から出る中古機器を買い取る「飲食業のリサイクラー」と呼ばれる業者が好調で、注目を集めている。

企業調査のデータによると、2023年には中国の飲食業界で廃業した企業の数が126万5千件を超え、前年比で2倍以上の増加を記録した。さらに、今年の第1四半期には約46万店舗が閉店し、前年同期の14万店舗と比べて約3.2倍の増加となっている。

中国のSNS上では、開店後わずか3か月で閉店する飲食店の話題がしばしば見受けられる。

▶ 続きを読む
関連記事
「仕事がなくなったら、とりあえず配達員」。中国では長く、そう言われてきた。しかし今、その常識が変わろうとしている。AIは失業者の「最後の受け皿」にも及び始めた
「暑いので途中まで乗せてほしい」。その頼みを聞いて約40キロ送った運転手。しかし目的地直前、高齢男性は突然「金を払え」と脅し始めた。なぜ中国では、善意が裏切られる事件が後を絶たないのか
北京市で最も高いランドマークである「中国尊」に飛行機が直接衝突した事件が、世界的に大きな注目を集めた。分析では、北京の防空システムが突破されたことで、複数の空域上の脆弱性が浮き彫りになったと指摘されている
かつて予約困難だった中国の農村レジャー施設が、いま全国で次々と閉店。中国人の「週末の癒やし」に何が起きたのか。現地取材から見えた、不況だけではない客離れの理由
中国映画『スパイを捕まえろ』が思わぬ波紋を広げた。コメント欄には「本当に捕まえるべきは汚職官僚だ」という国民の本音があふれた。日本とはまったく異なる、中国で「スパイ」という言葉が持つ重い意味とは