武漢の感染状況を報道したことで投獄された中国の最初の市民ジャーナリスト・張展氏は2024年5月13日に出所する予定だが、現在の所在は不明である。画像は張展氏。(SNSより)

中国市民ジャーナリスト張展氏 不当判決受けて出所後に「行方不明」

武漢の感染状況を報道したことで投獄された、中国最初の市民ジャーナリストとなった張展氏は今月13日に出所する予定である。

しかし、彼女の家族や友人たちは中国共産党当局から「出所した彼女のお迎え」および「メディアの取材を受ける」ことを禁じられているため、彼女が果たして予定通り釈放されるのか、また釈放されたとして、その後の所在については、現在不明である。

弁護士でありながらも人権活動に取り組む張氏は中共ウイルス(新型コロナ)の感染拡大が始まった2020年2月、発生地であり流行が最も深刻だった武漢市を訪れて、現地の感染状況をSNSを通じて生中継して伝え、当局の感染対応を批判した。

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