24年3月、中国首都北京の人民大会堂で開催された第14回全国人民代表大会で警備に当たる警備員(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)

中国共産党農業農村部トップ 規律違反の疑いで調査 「習近平の人選ミスか」

中国共産党の汚職摘発などを担う中央規律検査委員会は、農業農村部党組書記兼部長の唐仁健氏(61)が「重大な規律・法律違反の疑い」により調査を受けていると発表した。習政権の3期目に入り、外相や国防相など現職閣僚が相次いで解任されたが、中央委員の失脚は初。

唐氏は昨年、中国共産党党首、習近平の特使としてミクロネシア連邦の新大統領就任式に出席している。大紀元評論家の岳山氏は「習氏の人選ミスの可能性もあるが、皮肉な状況だ」と指摘する。

現職の閣僚が調査対象となるのは異例だが、詳細は明らかにされていない。

▶ 続きを読む
関連記事
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。
中共元国防相だった李尚福と魏鳳和が、4月7日、死刑判決を受けた。中国問題研究者の袁紅冰氏は、台湾海峡有事をめぐる見解の違いや、習氏への忠誠を疑われたことが処分の一因だとの見方を示している
米国が制裁を科したイラン産石油輸入関連の中国製油会社に対し、中共は口頭では「反撃」姿勢を示す一方で、水面下では国内銀行に当該企業への新規融資停止を密かに命じていたことが明らかになった。
昨年11月、高市早苗首相が「台湾有事論」を表明して以降、日中関係は急速に悪化した。日本メディアの調査によれば、中国の複数の大学が「国が認めていない」との理由で相次いで訪日交換留学プログラムを取り消しており、学生の中には「悲しくて一晩中眠れなかった」と訴える者もいる