2018年12月15日、中国東部の浙江省舟山市で、中国国際航空にボーイング737 MAX 8型機が納入された。 (STR/AFP via Getty Images)。
各国の型式証明や耐空証明が、中共製の航空機で取れるのだろうか? その前に、中共製の航空機に乗りたいという物好きな客がいるだろうか?

中国、2049年までにボーイングを超え、世界の航空市場を再編成することを目指す

5月29日、中国共産党(中共)は商用航空産業の発展に力を入れており、2049年までに世界の主要な旅客機メーカーとなることを目指している。これにより、ボーイングを市場から追い出す可能性もある。現在、中国はボーイング製の旅客機に大きく依存しているが、中国商務部は5月20日、ボーイングが台湾に武器を売却したことを理由に、ボーイングの防衛、宇宙、安全保障部門に制裁を科している。

過去数年は、アメリカの航空巨人ボーイングにとって厳しいものであった。中国が目標を達成すれば、2049年までにボーイングに代わって主要な旅客機メーカーとなるだろう。中国がボーイングを市場から追い出すことができるかどうかは、ボーイングが現在の生産と管理の課題を克服し、長年の革新と戦略的冒険精神を維持できるかにかかっている。

中国商用飛機公司(COMAC)が上海国際商用航空展で発表したスライドによると、2039年までにCOMACは外国の競争相手が一社しか残らないと予測している。これは、ボーイングまたはエアバスのどちらかが競争相手でなくなることを意味している。

▶ 続きを読む
関連記事
最近、中国企業による米国上場の動きが明らかに鈍化している。フィナンシャル・タイムズの報道によると、今年に入ってからニューヨークで新規株式公開(IPO)を完了した中国企業はわずか2社で、前年同期の19社から大幅に減少した
かつての「世界の工場」中国・東莞の変貌を通じ、深刻化する経済減速の実態に迫る
イランのホルムズ海峡封鎖を受け、中国共産党は「中国船は安全」と宣伝してきたが、大手海運・中遠海運(COSCO)がペルシャ湾での8隻足止めを認めた。当局の虚偽宣伝と過酷な現実の乖離を、ネット上の皮肉と共に報じる
中東情勢の緊迫化に伴うホルムズ海峡封鎖の影響で、中国のガソリン価格が過去最大級の暴騰を記録した。物流コスト増による経済への打撃とA株の大暴落が起きており、エネルギー安全保障の構造的弱点が露呈している
米中両国の規制強化により、中国企業のウォール街上場が激減。米国の厳格な開示要求と中国側の不透明な審査が壁となり、資金調達の舞台は香港や中国本土へ。世界展開を目指す中国企業が直面する、構造的な冬の時代を追う