健康長寿の鍵! 胃がんを防ぐ生活習慣
塩は人間の体にとって必要不可欠な栄養素の一つです。しかし、過剰に摂取することは健康に悪影響を及ぼします。最新の研究によると、食事の際に意識せずに食べ物に塩を振りかける人は、胃がんのリスクが大幅に高まることがわかりました。
これまでの胃がんリスク研究の対象は、塩辛い漬物、塩漬けの魚、ソースや味噌を好むアジア人が中心でしたが、今回の最新研究では、イギリスバイオバンク(UK Biobank)のデータを使用したことで、アジア人だけでなく、欧米人でも高塩分の食事によって胃がんのリスクが高まることが明らかになりました。
研究結果は2024年4月に『胃がん(Gastric Cancer)』誌に発表されました。イギリスの成人47万人を対象に約11年間の追跡調査を行い、食事の際に追加で塩を振りかける頻度と胃がんリスクの関連性を評価しました。塩を追加しない人と比べ、頻繁に塩を追加する人は胃がんにかかるリスクが41%増加することが判明しました。
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