英、UNRWAへの資金提供を再開
[ロンドン 19日 ロイター] – 英国の労働党新政権は19日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金提供を再開すると発表した。ラミー外相が議会で、パレスチナ自治区ガザで数百万人のパレスチナ人に教育、医療、援助を提供しているUNRWAが、審査の改善など「最高水準の中立性」を確保する措置を講じているとして、2100万ポンド(2700万ドル)の資金を新たに提供すると明らかにした。今月初めに政権を握って以降、イスラエルとパレスチナの紛争への対応として、最初の大きな政策変更となる。
イスラエルによるガザ攻撃のきっかけとなった昨年10月のイスラム組織ハマスからの攻撃にUNRWAの職員の一部が関与したとして、英国は資金提供を停止していた。
UNRWAは、ガザ地区の人口の約半分に食糧を供給する支援活動の柱。ラミー氏は、ガザ地区の母親が栄養不足から子供に母乳を与えられないほか、衛生状態も悪化していると説明した上で、「このような大惨事に直面する中、人道支援は道義的に必要だ。英国の支援が現地の民間人に届くようにする取り組みの中心がUNRWAで、他の援助機関では必要な規模の支援を実行できない」と述べた。
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