2016年9月23日、ニューヨーク市のニューヨーク州司法長官事務所に、フェンタニルが混入されたヘロインの袋が展示されている(Drew Angerer/Getty Images)

中国人容疑者 フェンタニル原材料2トン輸入疑いで起訴

米司法省は7月22日、中国籍のミンスー・ファン(48歳、別名「フェルナンド」)が、アメリカに2千キログラム以上のフェンタニル前駆体を輸入した疑いで起訴されたと発表した。

検察当局によると、ファン被告とその共謀者は、フェンタニルの前駆体を中国からアメリカに輸送し、その後メキシコの共謀者に再発送していたとされる。2023年8~10月の間に約100回の発送を行っていた。

米司法長官のメリック・ガーランド氏は、「我々は数百万のアメリカ人を殺すに足る量のフェンタニル製造の原材料を輸入したとして、被告を起訴した」と述べ、「フェンタニルはアメリカがこれまでに直面した中で最も致命的な薬物の脅威であり、司法省は世界的なフェンタニル供給チェーンのあらゆるつながりを断つことに全力を尽くしている」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
FBIがラスベガスで違法な生物実験施設を捜索し、2023年にカリフォルニア州リードリーで発覚した違法生物実験施設と同様、同一の中国人と関係していることが判明。調査記者は、施設の背後に中共と関係を持つ人物が関与している可能性を指摘
アメリカの連邦議員は、米未来農業団体が中国共産党と関係する企業と協力関係を結んでいるとして、実態解明に向けた調査を開始した。国家安全保障や若者教育への影響を懸念する声が上がっている
トランプ大統領と習近平が台湾海峡情勢を協議。55か国外相会合ではルビオ国務長官が中共の核と重要鉱物による脅威を警告し、ヴァンス副大統領は米主導のプロジェクト・ヴォルトへの参加を各国に要請。重要資源のサプライチェーンにおける中共の支配からの脱却を訴えた
3日、イランの無人機が米軍空母に接近し撃墜された。米イラン間で軍事衝突が発生した場合、中共が介入するか様々な憶測が飛び交っている
トランプ米大統領は4日、習近平と電話で4月に予定している中国訪問を前に多くの課題について協議したと明らかにした