坂本哲志農林水産大臣(農林水産省)

米の民間在庫過去最低 販売が12.4万トン増

農林水産省が30日に発表した6月末時点の主食用米の民間在庫量(速報値)は156万トンで、統計を取り始めた1999年からの過去最少となった。

6月末の全国の集荷数量は256.6万トンで、前年同月比で14.1万トンの減少が見られた。契約数量は249.4万トンで、前年同月より9.3万トン減少している。しかし、販売数量は前年同月比12.4万トン増の187.0万トンとなっており、販売は順調に推移している。

民間在庫については、出荷業者の在庫が115万トンに減少し、前年同月に比べて38万トンの大幅な減少が確認された。これは出荷・販売段階での計測である。

米穀販売事業者における販売数量は、前年同月比で106.8%となり、特に小売事業者向けが114.1%と好調である一方、中食・外食事業者等向けは97.5%に留まっている。販売価格も小売事業者向けが前年同月比116.1%、中食・外食事業者向けが113.0%と、どちらも上昇している。

坂本哲志農水相によると、令和5年度の主食用米の年間取扱量が5万トン以上の卸売業者の販売量は、前年比で104%と増加しており、前年を上回る販売量を記録している。

26日の記者会見で、坂本農水相は日本の人口は平成20年をピークに減少傾向にあり、今後も人口減少による需要の減少が見込まれるため、現在の需要動向のみをもって、需給が安定しているとは断言できず、今後数年の需要動向を見守る必要があると述べた。

農水省は、引き続き需給動向を注視し、きめ細かな情報提供を通じて需要に応じた生産推進を図る方針だ。

関連記事
日本の原子力規制庁で政府支給のモバイル端末をめぐる管理上の問題が相次いで明らかになった。弁護士ドットコムニュースが業務用スマホの紛失に関する行政文書を原子力規制委員会に開示請求し判明した
第49回「ひろしまフラワーフェスティバル」が5月3日、広島市の平和記念公園および平和大通り一帯で開幕した。風や雨に負けず、会場周辺には多くの観客が詰めかける中、法輪功チームも登場し、注目を集めた
イランをめぐる戦争の影響で石油関連製品の輸送が滞り、アジア各国でプラスチック不足への懸念が広がっている。日本石油化学工業協会が最近発表したデータによると、国内のエチレン設備の稼働率は68.6%まで低下し、過去最低を記録
スペインで撮影された、イベリアオオヤマネコがネズミをもてあそぶ一瞬の写真が、今年の野生動物写真コンテストで注目を集め、一般投票賞に選ばれた。威厳と愛らしさ、そして野生の緊張感が同居する一枚として、多くの支持を集めた
2026年5月5日、米国神韻芸術団は、福岡市民ホールで2公演を行った。観客は、中国古典舞踊と最新技術が融合した「視覚の饗宴」に心を震わせ、満席の劇場は万雷の拍手と歓声に包まれた