カナダ軍艦が台湾海峡通過、中国反発
[台北/オタワ 1日 ロイター] – カナダ海軍のフリゲート艦「モントリオール」が7月31日に台湾海峡を通過したと、中国とカナダの当局が明らかにした。カナダは「開かれたインド太平洋」への決意を示したとし、中国側が反発した。
カナダ国防省は、モントリオールが台湾海峡で「通常の通過を実施した」とし、ブレア国防相は「自由で開かれた包括的な」インド太平洋へのカナダの決意を改めて示したと説明。インド太平洋地域におけるカナダ海軍のプレゼンスを高めていると指摘した。
中国軍東部戦区の李熹報道官は、カナダのフリゲート艦の通過は「状況を混乱させ、台湾海峡の平和と安定を損ねた」と反発。中国軍は常に厳戒態勢を敷いており、「あらゆる脅威と挑発に対応する用意がある」と表明した。
関連記事
学者・郭育仁氏は、日本の「インド太平洋特遣隊」が4月の米比日澳演習に参加し、戦後初の地上部隊によるアジア輪番駐留に踏み出すと分析。日米の「双矛」化と南部の網目状同盟で、台湾を囲む抑止網が激変している
中国共産党(中共)政府が台湾の最大野党トップを4月中旬に招待したことで、中共が台湾の民主主義につけ込み、政治の行き詰まりに乗じて内部の分断を広げようとしているのではないかとの懸念が改めて浮上している。
米上院外交委員会のジーン・シャヒーン筆頭委員(民主党)やジョン・カーティス上院議員(共和党)ら超党派議員からなる訪問団が30日未明、台湾に到着した。
台湾外交部の陳明祺政務次長は20日、中東情勢が世界のエネルギー市場に与える影響と台湾の対応策について政府の立場を説明し、台湾が米国からの液化天然ガス(LNG)の調達を拡大し、エネルギー供給の安定性と安全性を強化すると述べた
カメルーン開催のWTO閣僚会議で、台湾代表団の査証書類に「中国の省」と表記された。台湾は地位を貶めるものとして強く抗議し、2001年の加盟以来初となる欠席を決定。中国の影響力と外交摩擦が浮き彫りとなった