ハマス最高指導者「死亡」をうけ、「追悼モード」になった、中国検索エンジン最大手の「百度(バイドゥ)」の同氏のプロフィール。(中国のネットより)
「喪に服してるのか」

喪に服してるのか? ハマス最高指導者死亡に中国主要検索エンジンが「追悼モード」

7月31日未明、イランの首都テヘランでイスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が暗殺された事件で、中国検索エンジン最大手の「百度(バイドゥ)」を筆頭に、「搜狗搜索(Sogou)」、「360(サンリュー)」といった同国主要検索エンジンのウェブサイトで、ハニヤ氏のプロフィールの写真が「カラー」から「白黒」に変わった。

中国の官製メディアや公式サイトの色がこのように「白黒」に変わる時は基本、中国共産党の党首が死亡した時だけだ。

主要検索エンジン各社による一斉の「追悼モード」をめぐり、ネット上では「テロ集団のリーダーだぞ」「喪に服してるのか」などと批判が殺到し、物議を醸した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。