非常に高いレベルの高密度リポタンパク質(HDL)コレステロールは、認知機能の低下や認知症のリスク増加と関連している可能性がある(Shutterstock)

善玉コレステロール値に落とし穴 高いと認知症リスク増加の可能性

長年にわたり、「善玉」コレステロール値が高いと心臓に良いとされ、病気のリスクを低減するものと考えられてきました。しかし、新しい研究では、健康に関しては「良すぎる」こともあるかもしれないことを示唆しています。

新しい研究によると、非常に高いレベルの高密度リポタンパク質(HDL)コレステロールは、認知機能の低下や認知症のリスク増加と関連している可能性があることがわかりました。直感に反するように思えるかもしれませんが、この種類のコレステロールが最も多い高齢者は、より適度なレベルの人々に比べて、認知症を発症する可能性が大幅に高かったのです。

さらなる研究が必要ですが、この結果は、単にHDLをできるだけ高くすることが常に良いとは限らないことを示唆しており、コレステロールのバランスを維持することが健康的な老化の鍵となる可能性を示しています。

▶ 続きを読む
関連記事
椅子からスムーズに立ち上がれますか。その何気ない動作の変化が、将来の関節の健康や生活の質、心の状態を映し出すサインかもしれません。誰でもできる簡単なチェックと、今から始めたい予防法を紹介します。
40歳以降に気になりやすい体臭は、加齢だけでなく、代謝や循環、ストレス、食生活の乱れとも関係する可能性があります。中医学の体質別に原因と対策を紹介します。
腸内細菌が一部の処方薬を別の化合物に変化させる可能性が、最新研究で明らかになった。糖尿病・うつ病・片頭痛などの治療薬127種類を検証した結果とその意味を、わかりやすく解説
CTやMRIで使われる造影剤は、画像を見やすくする一方、薬剤としてのリスクもあります。検査前に確認したい点を紹介します。
子どもの落ち着きのなさや集中力の低下は、ADHDだけが原因とは限りません。睡眠中のいびきや口呼吸、呼吸の乱れによって脳が十分に休めず、ADHDに似た症状が出ることがあります。