2024年9月27日、ハリケーン・Heleneがフロリダ州キートンビーチに上陸した後、近隣の住宅や桟橋の施設は深刻な損害を受け、多くの建物の残骸が周囲に散乱していた。(Miguel J. Rodriguez Carrillo/AFP via Getty Images)
日本では、秒速30m/s以上の風が危険とされる

瞬間風速62.5m/s 破壊的ハリケーン 米国南東部で44人死亡 広範囲に甚大な被害

9月26日深夜(日本時間の27日)、大型ハリケーンHelene(ヘレン)が、アメリカのフロリダ州に上陸し、米国南東部全域に甚大な被害をもたらした。多くの家屋や樹木、基盤設備が破壊され、メキシコ湾沿岸の一部地域は今なお水に浸かっている。この災害で、南東部の5州で少なくとも44人が命を落とした。

アメリカ国家ハリケーンセンターによると、ハリケーンHeleneは、フロリダ州のビッグベンド地域に上陸した際、カテゴリー4(大型ハリケーンに相当)の強さを持ち、風速は時速225キロメートル(毎秒約62.5m)に達した。これはビッグベンド地域に上陸した中で史上最強の風速である。

この強大なハリケーンは、南フロリダからノースカロライナ州およびテネシー州の山岳地帯にまで被害を広げ、多くの地域で土石流や鉄砲水(山洪)を引き起こした。メキシコ湾沿岸のいくつかの小さなコミュニティは完全に破壊された。人口密集地域であるタンパベイ地域では、猛烈な暴風の波により、多くのコミュニティが洪水によって孤立した。

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