まるでヤクザのよう 中共地方政府が企業家を誘拐し恐喝
中共(中国共産党)の財政危機が深刻化する中、中国の大小の地方政府は新たな資金調達手段を次々と模索している。
最近、ある中国の教授が発表したところによると、地方政府は財政収入を得るために紀律検査部門を利用し、民間企業家を拘留して金銭を要求し、金銭を出せば、解放するなどという行為を行っており、これはまさに誘拐犯による恐喝行為に他ならないと声もあがっている。
中国の「新浪財経」ウェブサイトは9月25日に、「民間企業家を拘留し、金銭を要求して承諾するなら解放するという地方の行為を緊急に禁止し、停止する」というタイトルの記事を発表した。この記事の著者は、東北財経大学国民経済工学実験室の周天勇教授だ。
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中国では今、どの地方政府も回復不可能なほどの財政危機に陥っている。そのようななか、各地で実に不可解な罰金徴収が相次いでいる。
中秋節の月餅販売が大幅に減少し、高級品の需要も低下。中国経済は下降し、失業率が上昇。富裕層の70%が移民計画中。
中国の8月の財政収入は前年比2.8%減少し、土地売却収入は41.8%減少。2015年6月以来の最大減少幅で、税収も全体的に低迷している。