分析 石破茂首相 対外政策ではバランス重視か
元防衛大臣である石破茂氏が首相に就任した。専門家は石破氏がバランスの取れた国際政策を進めつつ、中国共産党(中共)に対抗する地域連携を強化する可能性が高いと考えている。
また、自民党総裁選で石破氏が5回目の挑戦で勝利を収めたことは、日本の政治家たちが中道的なリーダーを求めていることを示していると指摘している。
9月27日に行われた自民党総裁選には9人が出馬。石破氏は1回目の投票で2位となり、決選投票で勝利を収めた。世論調査でリードしていた元環境相の小泉進次郎氏は3位で決選投票には進めなかった。1回目の投票で首位に立っていた中国共産党に強硬な安倍晋三元首相の後継者と見られていた高市早苗経済安保相は、決選投票で石破氏に敗れた。
関連記事
G7はレアアースおよび加工工程における中国の支配を打破する必要性で一致したが、専門家は欧米の能力再建には数年を要すると指摘している
レアアースの輸出制限や安価な中国製品の世界市場への流入など中共政府の政策が世界経済に混乱をもたらしている。そうした中、ブリュッセルで日本とEUがハイレベル経済対話を開催。貿易・産業政策や経済安全保障に関する協力を協議した
米FBIのパテル長官は原和也内閣情報官と会談し、高市政権が進める「国家情報局」新設への歓迎と連携強化を表明した。サイバー防衛や防諜、テロ対策の分野で日本を全面的に支援し、日米の情報連携をさらに強固にする姿勢を示している
グラス駐日米大使が、高市政権の外交を「安倍氏の遺産を発展させたもの」と絶賛。提唱から10年を迎えた「自由で開かれたインド太平洋」構想を軸に、日米同盟の深化と中国への抑止力強化が進む現状を解説
日本と南アフリカの外相会談が行われ、両国が連携する重要鉱物のサプライチェーン強化や、エネルギー分野の脱炭素化、世界の平和に向けた協力など、両国のパートナーシップが強化された