新型コロナウイルスの影響で事業に遅れが生じた場合でも、資金需要の変化を的確に捉え、滞留を防ぐための働きかけが不十分であった事例も報告されている。写真は厚生労働省(kash* / PIXTA)

8月勤労統計調査 現金給与総額2.8%増 パートタイム労働者の給与大幅増

 厚生労働省が24日に発表した8月の「勤労統計調査(確報)」によると、現金給与総額は前年同月比2.8%増の29万6154円となった。内訳としては、一般労働者の給与が3.1%増の37万9012円、パートタイム労働者の給与が3.8%増の10万9767円と、パートタイム労働者の賃金上昇が目立つ。また、パートタイム労働者の比率は前年同月比0.48ポイント増の30.82%に達した。労働市場におけるパートタイム労働の増加傾向が見られる。

一般労働者の所定内給与は2.7%増の33万2632円、パートタイム労働者の時間当たり給与は4.8%増の1362円となった。また、共通事業所における現金給与総額も3.5%増加しており、一般労働者が3.6%増、パートタイム労働者が4.0%増という成長を見せた。

就業形態全体で見た所定外労働時間は9.3時間となり、前年同月比3.1%の減少がみられた。情報通信業では所定外労働時間が2.7%増加するなど、一部業界で残業の増加が見られた。一方で、建設業や鉱業などでは総労働時間が減少している。

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