健康を支える食文化
医食同源 日本料理にみる五行思想とその実践
こちらは2021年5月の記事を再掲載したものです。
本文は、中国伝統文化をルーツとする筆者からみた日本料理の合理性と、その食文化にもとづく日本人の健康についての理解を深めるものです。日本人の皆様にとりましても、このような文化的背景があることを再認識という意味で、興味深い視点であろうかと思います。
日本に「一物全体(いちぶつぜんたい)」という養生観があることは、よく知られています。これは、生物は全体のバランスをもって生きているため、それを食物として摂取する場合、その全体を食するのが良い、という考え方です。
関連記事
シミは単なる加齢や紫外線だけでなく、体内バランスの乱れのサインとも考えられます。冷たい飲食や血流低下が影響し、食養生によって内側から整えることが重要です。
春は肝の働きが高まり、血糖が乱れやすい季節。鮭と大根、春菊、柿の葉茶を取り入れ、体の熱をしずめ、うるおいと脾胃の働きを補いながら、自然な血糖管理を助けます。
発熱は体の防御反応であり、必ずしも抑えるべきものではない。解熱薬の使用に関する議論がある中で、中医学では体のバランスを整えながら自然に回復を促す方法が重視されている。
春は肝と心のバランスが乱れやすく、不眠やイライラが起こりやすい季節。トマトや牛肉などを組み合わせた五行食養により、気血を補い、心の火を鎮め、安眠と精神の安定をサポートします。
血糖が安定しない原因は、薬だけでは解決できません。食べ方・習慣・時間のズレが大きく影響しています。中医師がすすめる「食材と整え方」を解説します。