米国カリフォルニア州マウンテンビューのGoogle本社(shutterstock)

グーグル 排除措置命令方針通知に 「協議行わず判断 失望している」

公正取引委員会(公取委)は、自社の検索サービスを不当に優遇し競争を制限したとして、米グーグル社が独占禁止法に違反していると判断し、初の排除措置命令を出す方針を固めた。これは、日本国内での競争環境を守るため、グーグルに対し再発防止を求める重要な措置となる。

ブルームバーグによると、グーグル側は23日、「十分な協議を行わずに判断が下されたことに失望している」とコメントを発表。さらに、「今後の意見聴取において主張を展開していく」と述べた。ただし、具体的な対応策や詳細には触れていない。

公取委の指摘によれば、グーグルはスマートフォンメーカーに対し、「グーグルプレイ」の使用許諾を条件に、自社の検索アプリ「グーグル」やブラウザ「グーグルクローム」を搭載させるなどの要求を行い、少なくとも2020年以降、競合他社を排除する一方、自社サービスを優遇する形で取引先の事業を不当に制限していたとされる。

▶ 続きを読む
関連記事
総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。
サウジ東西原油パイプラインが無人機攻撃で停止。赤澤経産相は、約200日分の官民備蓄と米国・UAEからの代替調達により必要な原油量は確保できると説明した。一方、中東情勢の不透明感で価格上昇が懸念される
米エネルギー情報局(EIA)は、米国の原油生産量が2026年に過去最高の日量1380万バレルに達すると予測。世界的な需要減退や米イラン情勢の緊迫化が続く中、新規プロジェクト稼働が米国の増産を牽引する
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
黒海での軍事衝突激化や観測史上最大級とされるエルニーニョの影響により、小麦価格が急騰している。肥料供給の逼迫や長期的な干ばつ懸念も重なり、世界的な食料インフレや農業生産への打撃に警戒感が高まる