高齢者の甲状腺治療薬と骨密度低下の関連性に新たな議論(大紀元/Shutterstock)

甲状腺治療の思わぬ副作用? 骨密度低下の可能性を検証

米国のジョンズ・ホプキンス大学(JHU)医学部の最近の研究によると、高齢者に最も頻繁に処方される薬の一つである低甲状腺機能症(甲状腺ホルモン不足)の治療薬「レボチロキシン」が、骨密度低下のリスクを高める可能性があることが明らかになりました。低甲状腺機能症とは、甲状腺が十分なホルモンを産生できない状態を指します。

しかし、慢性疲労症候群の専門家として全国的に知られる認定内科医のジェイコブ・タイテルバウム博士は、この研究結果に異議を唱えています。同氏は「エポックタイムズ」に送ったメールで、この研究は誤解を招くものであり、命を危険にさらす可能性があると主張しました。

タイテルバウム博士は、がんやその他の理由で甲状腺を摘出した人々は、生涯にわたって甲状腺ホルモンの処方薬を服用する必要があると説明しています。一方で、甲状腺ホルモンを改善するための自然療法も、多くの人々にとって合理的な選択肢になり得ると述べています。

▶ 続きを読む
関連記事
視力や聴力、平衡感覚の衰えを、ただの老化だと思っていませんか。感覚の変化は、体の深い不調を知らせる早いサインかもしれません。
椅子からスムーズに立ち上がれますか。その何気ない動作の変化が、将来の関節の健康や生活の質、心の状態を映し出すサインかもしれません。誰でもできる簡単なチェックと、今から始めたい予防法を紹介します。
40歳以降に気になりやすい体臭は、加齢だけでなく、代謝や循環、ストレス、食生活の乱れとも関係する可能性があります。中医学の体質別に原因と対策を紹介します。
腸内細菌が一部の処方薬を別の化合物に変化させる可能性が、最新研究で明らかになった。糖尿病・うつ病・片頭痛などの治療薬127種類を検証した結果とその意味を、わかりやすく解説
CTやMRIで使われる造影剤は、画像を見やすくする一方、薬剤としてのリスクもあります。検査前に確認したい点を紹介します。