植物由来のエッセンシャルオイルが、COVID-19の予防や症状緩和に期待されている(Shutterstock)

COVID-19対策に注目のエッセンシャルオイル

米国疾病予防管理センター(CDC)の最新データによると、いくつかの指標で減少傾向が見られるものの、米国でのCOVID-19の流行状況は依然として高い水準を保っています。こうした状況を受け、米国認定の臨床アロマセラピストであり、ハーブを使ったアロマセラピー教育者でもあるエリカ・クオさんが、番組「Health 1+1」で、COVID-19の予防や症状の緩和に役立つエッセンシャルオイルの活用法について詳しく解説しました。

エッセンシャルオイルは、植物から抽出された高濃度の芳香性揮発化合物で、複雑な化学成分を含んでいます。その特徴として、分子が小さいこと、親油性が高い性質を持つこと、効果が速く現れること、そして低濃度でもウイルスを抑制する力があることが挙げられます。また、治療に適したレベルで使用すれば安全性が高いため、ウイルス性肺炎の初期段階で予防的に役立つ可能性があり、他の治療法と組み合わせても適していると考えられています。

多くの研究で、一部のエッセンシャルオイルがCOVID-19の原因ウイルスに直接働きかける殺ウイルス効果を持つことや、抗炎症、免疫調節、抗酸化などの薬理作用を通じて効果を発揮する可能性が示されています。

エリカ・クオさんは、家族がCOVID-19に感染した際に、エッセンシャルオイルやハーブを使用して症状が和らいだ経験を共有しました。彼女は、COVID-19の症状緩和に役立つとして、以下の7つのエッセンシャルオイルを推奨しています。

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