2025年1月20日、就任パレードに参加するトランプ大統領とバンス副大統領 (ANGELA WEISS/AFP via Getty Images)

トランプ大統領 アメリカ・ファースト政策概要を就任初日に発表

アメリカ第47代大統領に就任したトランプ氏の就任初日に発表した最初のホワイトハウスプレスリリースは、「アメリカ・ファースト」政策綱領の概要を述べた。政策は、国境管理、エネルギー、貿易、政府改革、そしてアメリカの価値観の復興を中心に、多岐にわたる分野をカバーしている。

ロイターは情報筋の話として、トランプ大統領は20日に200以上の大統領令を発動する予定だと報じた。以下は、1月20日に公表した主な政策の内容である。

トランプ大統領は、国境の安全を確保し、アメリカの地域社会を保護するため、以下のような具体的な施策を打ち出した。「捕まえて釈放」政策を廃止し、「メキシコに留まる」政策を再開する。また、国境の壁を建設し、不法越境者による庇護申請を禁止する方針である。

▶ 続きを読む
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供