米シークレットサービスは新唐人宛ての電子メールで、バンス副大統領の警護を担当する特別捜査官1人が機密情報を報道機関に漏えいした疑いで調査を受けており、刑事捜査の対象となる可能性があることを明らかにした。情報漏えいを受け、ホワイトハウス当局者からは「ほぼ国家への裏切りに等しい」と厳しく非難する声が上がっている。
シークレットサービスの報道官アンソニー・グリエルミ氏は電子メールで、バンス副大統領の警護を担当する職員1人について、警護活動と情報セキュリティーを損なった疑いで内部調査を進めており、今後、刑事捜査に発展する可能性があると説明した。
シークレットサービスの関係者は「警護対象者の安全を危険にさらす可能性のある行為はいかなる場合も容認できない」と強調した。
関係者によると、この職員は米ケーブル報道局「MS NOW」に機密情報を漏らした疑いが持たれている。漏洩した内容には、バンス副大統領の私的な予定が頻繁かつ直前に変更されることに警護チームが不満を抱いていたことや、副大統領が息子をゴルフレッスンにヘリコプターで送る計画を立てていたものの、その後中止されたことが含まれる。
また、副大統領の一部の日程や警護体制に関する情報も漏えいしたとされる。
ホワイトハウス当局者は、副大統領の所在や行動に関する情報を漏らした行為について「ほぼ国家への裏切りに等しい」と批判。シークレットサービスの元職員も、警護対象者、とりわけ未成年の子どもを含む移動情報を公にすることは、警護上の弱点をさらす極めて重大な失態だと指摘した。
一方、シークレットサービスの関係者によると、シークレットサービスは今年、トランプ大統領に対する脅迫事案を含め、警護対象者に対する脅威約1万件に対応しており、脅威の件数や手口は増加・複雑化の一途をたどっている。
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