2025年1月18日、香港のスクリーンに映し出されたTikTokのロゴとアメリカの国旗(Anthony Kwan/Getty Images)
TikTokをめぐる法的な不確実性が続く中、21日の夜時点でもAppleおよびGoogleのアプリストアから姿を消したままである。

トランプ大統領令 TikTok停止猶予後もアプリストアから消えた状態続く

トランプ大統領が中国製動画共有アプリ「TikTok」に対する禁止措置を75日間猶予する大統領令に署名したものの、現時点でもアメリカのGoogle PlayやAppleのアプリストアではTikTokが利用できない状態が続いている。

TikTokをめぐる禁止措置は、TikTok Inc.が中国本社の親会社バイトダンスから分離されていないことを理由に、国家安全保障上の懸念から19日に発効した。トランプ氏は20日に「この措置の執行を75日間延期する」大統領令を発令した。同大統領令は、19日から20日の大統領令発令までの間、司法省は禁止措置に違反したいかなる団体に対しても法的措置を取らないとしている。

TikTokは19日に一時停止された後、同日夜にサービスを再開。トランプ前大統領が大統領令に署名する意向を示したことで司法省は禁止措置に違反したいかなる団体に対しても法的措置を取らないとしている。

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