(大紀元)

大紀元 乙巳年のご挨拶

親愛なる読者の皆さま、旧正月おめでとうございます!

澄み渡る空に龍が舞い、甲辰(きのえたつ)の年が終わりを告げ、乙巳(きのとみ)の新たな年が訪れました。時の流れは絶え間なく、四季の移ろいとともに波乱万丈の日々を運び、歴史の筆は躍動しながら、激動の一年を描き出すでしょう。除夜の晩、私たちは静かに祈りを捧げ、心からの願いを託しました。そして、新年の幕開けとともに、希望に満ちた未来を願い、期待に胸を膨らませています。

新たな年の出発点に立ち、去りゆく354日を振り返ると、まさに「民の暮らしは困難に満ちている」という言葉が胸に迫ります。

中国大陸では、波のように次々と押し寄せるウイルスが猛威を振るい、社会の動揺が次々に襲いかかりました。国際社会に目を向ければ、ロシア・ウクライナ戦争、中東の内乱、韓国での航空機事故、カリフォルニア州の大規模な山火事――世界は危機に満ち、試練が絶えないようです。

近頃の予言が警鐘を鳴らすように、古くから言われる「龍(辰)と蛇(巳)の年は困難を伴う」という言葉を裏付けているように見えます。しかし、冷静に振り返れば、混沌とした状況の中にこそ、新たな機会と希望が生まれつつあることに気づくでしょう。

日食が示すもの、それは禍福が表裏一体であること。神秘な天文の奇観は、人間社会が劇的な変化の時代に入ったことを告げています。

アメリカの大統領選を終えて、世界は保守の流れに向かっています。壮大な政治的変革によって、人々は伝統的な価値観を選び取るよう導かれます。

神韻芸術団は世界中で旋風を巻き起こし、主流社会のエリートたちが神伝文化の復興に感謝の意を示しています。

「一年の計は元旦にあり」と言われるように、新しい年の始まりにあたって、どのように計画を立てれば、この混乱の中で穏やかに、順調に歩んでいくことができるのでしょうか? 今、ますます多くの人々が目を覚まし、神の存在を信じ、良心を貫き、正義と邪悪、善と悪、伝統と歪んだ価値観の間で正しい選択をしようとしています。

大紀元は「真実と伝統」を守る報道機関として、いかなる困難にも屈することなく歩み続けます。

これからも変わらぬ情熱と真摯な姿勢で、世界中の読者に対して、正確で迅速な報道を行い、専門性の高い質の良いコンテンツをお届けしていきます。

中国七大予言書『梅花詩』の中に【 寰中(かんちゅう)自(おのず)から承平(しょうへい)の日有り】にあるように、世界には、平和の日々が必ず訪れます。長年にわたる読者の皆さまのご支援と温かいご愛顧に、心より感謝申し上げます。

新しい年も共に歩み、嵐を乗り越え、夜明け前の闇を抜け、最も輝かしい新時代へと進んでいきましょう。

皆さまの新年が、幸福と平和に満ちたものとなりますように!

全社員一同敬白

2025年 乙巳年 正月元日

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