政府備蓄米の運用が見直された。 米のイメージ画像(Shutterstock)

政府備蓄米の運用見直し JA全中会長が価格動向注視へ

農林水産省が1月31日に政府備蓄米の運用指針を見直したことを受け、全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は2月6日の定例会見で「生産者の手取り確保と消費者の理解獲得を両立させる必要がある」と述べ、今後のコメ価格の動向を注視する考えを示した。  

2024年夏に発生した「令和の米騒動」以降、5kgあたりのコメ小売価格は4000円前後で高止まりしている。農水省の推計では2024年産米の生産量は前年比18万トン増えたが、集荷量は21万トン減少。江藤拓農相は「業者が在庫を抱えている可能性」を指摘している。  

農水省は1月31日、従来の「凶作・災害時」に限定していた備蓄米放出の条件を拡大。流通停滞時にも「1年以内の買戻し条件」付きで放出可能とした。政府は、深刻な不作や連続した不作に備えて、主食用米の年間需要量の約7分の1に相当する100万トン程度を適正な備蓄水準としている。2024年6月時点での備蓄量は91万トンであった。

▶ 続きを読む
関連記事
出入国在留管理庁と農林水産省は3月27日、飲食業における外国人労働者の受け入れ枠が上限に近づいているとして、4月13日から新規受け入れを停止すると発表した
英国の裁判所は27日、女性に暴行を加えたロシア人男性に対し、懲役4年の判決を言い渡した。この事件が注目を集めた理由は、事件の最中にドナルド・トランプ大統領の末息子であるバロン・トランプ氏が警察に通報していたためである。
世界中で高い評価を受けるニューヨーク発「神韻芸術団」のハイライト映像を無料で楽しめる鑑賞会が、3月30日と31日に都内で開催される
小林製薬は27日、大阪市内で第108期定時株主総会を開催した。筆頭株主である香港系投資ファンド「オアシス・マネジメント」が提案した経営改革案は、採決の結果、反対多数で否決された
富士通と大阪大学は2026年3月25日、量子コンピュータの実用化時期を前倒しし得る新技術を発表した。創薬や新素材開発に不可欠な複雑な分子のエネルギー計算を、従来より大幅に短時間で実行可能にするもので、量子計算の応用範囲拡大につながるとみられる。