2025年2月10日、中国東部の安徽省阜陽の鉄鋼市場に並ぶ鋼鉄のロール(AFP via Getty Images)

トランプ政権 アジア太平洋地域への注力を強化

トランプ政権は目まぐるしく動いている。最近では、カナダとメキシコとの交渉が進行中のため、両国への関税が一時的に停止された。そして今、トランプ政権はアジア、特に中国への対応を念頭に置いた政策を強化しつつ、台湾にも焦点を当てている。

トランプ大統領の狙いは何か?

トランプ大統領の戦略は一貫している。まず高い要求を突きつけ、圧力をかけた上で交渉の場に引き込み、最終的に妥協点を探るという手法だ。相手国が行動を変えるインセンティブを持たない限り、交渉に応じる理由はない。そのため、トランプ氏はまず関税を交渉の材料として圧力をかけるのが常套手段だ。

▶ 続きを読む
関連記事
自衛隊元中国大使館侵入事件を巡り、中国側は個別事件を外交問題へ拡大し強く非難した。その言い分は不当なものだが、その根っこには問題の政治化や二重基準など「中国共産党文化」の統治手法がある。
トランプ政権が引き起こす2026年の世界激変を、歴史学者V・D・ハンソンが鋭く分析。イランや中南米での独裁打破と、ロシア・中国への新戦略が、米国を大戦後最大の黄金時代へと導く可能性を説く衝撃の論考
中国共産党(中共)党首・習近平がトランプの訪中延期に気を揉み続けるさなか、一つの知らせがエベレストを越えてネパ […]
経済規模でカリフォルニア州やニューヨーク州など米国トップクラスの州は中国との貿易拡大を優先し、中共の影響に迎合している結果、自州だけでなく米国全体が、世界で最も強力で危険な権威主義的影響にさらされている
イランによるホルムズ海峡封鎖に対し、米国がいかに主導権を奪還すべきかを論じる