江藤農林水産大臣記者会見(農水省)

備蓄米の入札始まる  3月下旬以降から店頭に並ぶ見通し

コメの流通を円滑にするために、政府の備蓄米の入札が10日から始まる。コメは、3月下旬以降にスーパーなどの店頭に並ぶ見通しだ。

コメの価格高騰が続く中、農林水産省は、コメの流通を円滑にするために、備蓄米21万トンを2回の入札を通じ、市場に放出することにしている。また、放出される備蓄米には、はえぬき、ひとめぼれ、あきたこまちなど41品種が含まれる。

初回の入札は、10日から始まり、去年と一昨年に入札された15万トンが対象となる。入札には「JA全農」など一定の条件を満たした集荷業者の参加が見込まれており、10日午前10時に締め切られた後、落札されなかったコメがある場合には11日も入札が行われる。

▶ 続きを読む
関連記事
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第13回公判が3日、奈良地裁で開廷した。安倍氏の妻である昭恵さんが初めて出廷した