東日本大震災追悼復興祈念式(提供 福島県 スクリーンショット)

東日本大震災から14年 追悼復興祈念式にて 石破首相「世界一の防災大国へ」

石破茂首相は2025年3月11日、福島市で開催された「東日本大震災追悼復興祈念式」に出席し、震災の教訓を活かして新たな「防災庁」を設置し、世界一の防災大国を目指す決意を表明した。式典は東日本大震災から14年を迎える節目に、犠牲者への哀悼と復興への誓いを新たにする場として行われた。

石破首相は冒頭で、震災で命を落とした人々に哀悼の意を示し、「震災の経験を風化させることなく、次世代へ伝承していく」と述べた。また、国が主導して、福島第一原発の廃炉や地域産業の再生支援に取り組む姿勢を強調した。

さらに、首相は「東日本大震災で得られた教訓を基に、能登半島地震や大規模火災などの自然災害への対応力を高める」とし、事前防災の徹底や避難所環境の改善など具体的な施策にも触れた。そして、「防災庁設置を通じて、迅速かつ効果的な災害対策体制を構築し、日本が世界一の防災大国となるよう全力を尽くす」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダ映画『超限戦』を10月、東京とさいたまで上映。パンデミック下で拘束されたウイルス学者を描き、科学と権力、情報統制をめぐる問いを投げかける
日本の柔道女子選手、前田凛は10月1日、女子70キロ級で金メダルを獲得した。準々決勝で中国の唐婧と対戦した際、相手に20秒以上にわたり腕をかまれ、この思わぬ出来事が日中で大きな話題となっている
木原稔官房長10月2日記者会見において、北海道共同募金会が運営する「赤い羽根共同募金」をめぐり、寄付金約2億5千万円の使途が不明となっている問題を取り上げ、「大変遺憾である」との認識を示した
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る