国立衛生研究所の所長候補ジェイ・バッタチャリア氏が、2025年3月5日にワシントンのキャピトル・ヒルで行われた指名公聴会で証言する。Madalina Vasiliu/The Epoch Times

新型コロナ対策に批判的だったバタチャリヤ氏 米国立衛生研究所(NIH)長官に承認

新型コロナ(COVID-19)パンデミック中の対策に対して批判的な立場を取っていたジェイ・バタチャリヤ博士が、2025年3月25日に上院の投票(53対47)で米国立衛生研究所(NIH)の新しいトップに正式に任命された。

バタチャリヤ博士は、新しい上司となる保健福祉長官ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏と考えが一致する部分が多く、特にアメリカで深刻化している慢性疾患問題への対応に力を入れる方針だ。

医師であり、元スタンフォード大学の教授でもある同氏は、2020年にマスク着用の義務化やロックダウン、学校閉鎖といった新型コロナ対策を批判したことで広く注目を集めた。

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