ETCシステム障害 復旧の見通し立たず 中日本高速道路管内で混乱続く
中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)の管内で発生しているETCシステム障害は、発生から1日以上が経過した4月7日現在も復旧の見通しが立っていない。東名高速道路や中央自動車道、新東名高速道路など、関東から東海地方にまたがる8都県で影響が続いており、利用者に大きな影響を及ぼしている。
この障害は4月6日午前0時30分ごろに発生した。NEXCO中日本によると、東京、神奈川、静岡、山梨、長野、岐阜、愛知、三重の8都県にある106か所の料金所でETC専用レーンが利用できなくなっている。ETCレーンでは開閉バーが正常に作動せず、安全確保のためバーを上げたままの状態で運用されている。
また、一部のスマートインターチェンジでは閉鎖措置が取られた。これにより、ETCを利用する車両は出口でそのまま通過するよう指示されており、通行料金は後日精算する形となっている。
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