供物を奪う「覆面の女」に見る社会の影
中国「清明節」の墓地 「覆面の女」が大量の供物を持ち去る
中国の経済不振が深刻化し、詐欺や窃盗といった行為が、社会の各所で頻発している。
そんな中、先日の「清明節」の間に湖南省で起きたある事件が、中国社会の現状を象徴する出来事としてネットで話題になった。
4月5日、湖南省株洲市にある墓地(「福寿陵園」)で、頭からチェック柄の衣服をかぶった中年女性が、墓前に供えられた果物などを大量に持ち去る様子が動画に収められ、SNS上で急速に拡散された。
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