赤沢経済再生相 米関税措置見直しを要請 トランプ大統領らと協議
アメリカのトランプ政権が導入した対日関税措置をめぐり、赤沢亮正経済再生担当大臣は現地時間16日、ワシントンを訪問し、トランプ大統領およびベッセント財務長官ら米政府高官と相次いで会談した。今回の訪米は、アメリカ側が日本製品に対して課している関税措置の見直しを強く求めるためのもので、日米双方の立場や今後の協議の方向性を探る重要な機会となった。
赤沢大臣は、まずホワイトハウスでトランプ大統領と約50分間にわたり会談した。会談では、トランプ大統領からアメリカが直面している経済状況や関税政策に関する率直な見解が示され、日本との協議が最優先であるとの発言があったとされる。赤沢大臣は日本経済がアメリカ経済や雇用に寄与している点を強調し、関税措置の見直しを強く要請した。さらに、アメリカ側の具体的な要求や意向についても丁寧に聴き取り、日本の国益を損なわないよう交渉の領域を慎重に見極めていく姿勢を示した。
その後、ベッセント財務長官やグリア通商代表(USTR)らとの閣僚級協議が行われた。協議では、できるだけ早期に次回の協議を実施することで一致し、今後も閣僚級で協議を継続していく方針が確認された。トランプ大統領は自身のSNSで「大きな進展があった」と発信し、日米双方にとって有益な成果を期待する意向を示した。
関連記事
中国政府の「(旧敵国条項は)依然として重要で現実的な意義がある」という主張に、茂木外相が反論。「いかなる国も条項を援用する余地はない」と強調し、正式な削除に向けて取り組む考えを示した
高市早苗首相は26日午後9時からトランプ米大統領と電話会談を行ったと明らかにした。トランプ氏から米中首脳会談について詳細な説明を受け、経済安全保障や安全保障など中国をめぐる課題について、引き続き緊密に連携していくことを確認した。
日米首脳会談で、トランプ米大統領が円安によって米国の貿易環境が厳しくなっているとの懸念を高市早苗首相に伝えてい […]
国連憲章に残る「旧敵国条項」を巡り、日本と中国の間で応酬が続いている。中共政府側がXなどで同条項が現在も効力を持つかのような発信を行っているのに対し、外務省もXで外務省は、国連で既に「時代遅れ」との認識が示されているとして反論した
高市早苗首相は第81回国連総会の一般討論演説で、「法の支配」に基づく国際秩序を維持・強化する必要性を訴えた。日本の国連加盟70周年の節目を踏まえ、国連改革や核軍縮・不拡散、AIなど幅広い課題で日本が国際社会への貢献を強化する方針を示した。