国民一律の現金給付は見送り 大規模経済対策なし
政府と与党は、物価高対策として議論されていた国民一律の現金給付について、今国会での実施を見送る方針を固めた。これに伴い、現金給付のための補正予算案も国会に提出しないことが決まった。複数の政府・与党幹部が16日までに明らかにしている。
政府・与党内では、アメリカのトランプ政権による高関税措置や長引く物価高への対応として、国民一律3万~5万円の現金給付案が検討されてきた。しかし、給付には数兆円規模の財源が必要となることや、世論調査で「バラマキ」との批判や否定的な意見が多かったことから、実施は見送られることになった。
林芳正官房長官は、「令和7年度(2025年度)予算も成立したばかりであり、補正予算や経済対策について検討している事実はない」と述べ、現時点で新たな補正予算案の編成は行わない考えを示した。また、公明党の西田幹事長も、当面は既存の低所得者世帯向けの給付金などを通じて国民の負担軽減を図る方針を示している。
関連記事
最近、外国人犯罪についてメディアで頻繁に取り沙汰されている。外国人問題に対して不安を抱いている日本人も少なくないのでないか。高市政権の外国人問題の取り組みは現時点でどこまで進んでいるのだろうか
政府は消費税減税の財源確保に当たり、「日本版DOGE」による補助金や租税特別措置の見直しに加え、税外収入をゼロベースで精査し、市場の信認を維持しながら必要な財源を確保する考えだ
広島は8月6日、米国による原爆投下から81年の「原爆の日」を迎えた。高市首相はあいさつで「我が国は『非核三原則』を堅持しており」と述べ、唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に向けた努力を続ける使命を担うとした
政府は4日、「永住許可に関する審査ガイドライン」の改定案を公表した。世帯収入、日本語能力、日本の制度に対する理解度を、永住資格の重要な審査基準として初めて明確に位置づける内容となっている。
政府は8月4日、熊本地震の被災地を支援するため、今年度予算の予備費から総額242億円を支出することを閣議決定した。地震発生から1週間が経過し、必要な物資の供給や道路の応急復旧、仮設住宅の提供などを財政面から支える