GDPマイナス成長も米経済は堅調 ナバロ貿易顧問
トランプ氏の貿易・製造業担当のピーター・ナバロ氏は4月30日、2025年1〜3月期のGDPが年率0.3%減となったことについて実際には好材料だと述べた。市場関係者に対して「本質を見極めるべきだ」と呼びかけた。
ナバロ氏は米経済専門チャンネルCNBCに出演し、「アメリカ国内での民間投資は22%増加している。もし在庫調整と関税に伴う輸入の急増を除けば、実質的には経済成長率は3%に達している」と語った。
その上で「今日発表されたこの数値は、私が見てきた中で最も良い『マイナス成長』だ。市場関係者はより深く分析する必要がある。22%という国内投資の増加は驚くべきことだ。関税を見越した輸入増と在庫の影響を取り除けば、我々の経済はしっかり成長している。我々は現在の状況に満足している」と強調した。
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