2025年4月30日、鉱物協定の調印式に出席する、ベッセント米財務長官(左)とウクライナのユリア・スヴィリデンコ副首相(Handout / Facebook / @yulia.svyrydenko / AFP)

米ウクライナ 鉱物協定の詳細

アメリカとウクライナは、新たに締結した資源開発協定により、今後数十年にわたり天然資源分野で共同投資を行っていく。米財務省の当局者は5月1日の記者会見で、この協定はレアアースの他に、ウクライナ国内の石油、天然ガスを含む資源全般、さらにはそれに関連するインフラ開発までを対象としていると説明した。

両国は4月30日にこの協定に署名した。アメリカ当局者は「歴史的なパートナーシップ」と位置づけ、両国経済が今後長期にわたり連携していくことになると述べた。

「これは単なるレアアースではない。石油・ガスを含め、天然資源関連のインフラ全体が対象であり、ウクライナ経済の成長に関わる全体的な価値連鎖を対象とする構想だ」と、財務省の関係者は語った。

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