銀座郵便局で特別送達郵便の報告書偽装 日本郵便が全国調査へ
日本郵便株式会社は9日、東京都中央区の銀座郵便局において、特別な資格が必要な郵便物の配達に関する報告書が偽装されていたと発表した。同社は、全国の郵便局でも同様の不正がなかったか調査を進める方針だ。
問題となったのは、裁判所からの訴状などを届ける「特別送達」と呼ばれる郵便物の取り扱い。特別送達は、法律に基づき「郵便認証司」という特別な資格を持つ社員が関与し、配達担当者が報告書に署名し、別の郵便認証司が内容を認証する必要がある。
しかし、銀座郵便局の郵便認証司2人は、2024年度に配達された2,659件の特別送達郵便物について、自らが配達したにもかかわらず、報告書の配達担当者欄に別の社員の名前と印章を記入し、さらに自分で認証欄に記名・押印していたことが判明した。これは配達担当者を偽装したものであり、法令違反の疑いがある。
関連記事
ケーニグセグのCEOが高級スーパーカーではなくトヨタGRヤリスで通勤。俊敏さや楽しさが選ばれる理由となっている。
JR東日本は11日、交通系ICカードSuicaのマスコットキャラクター「Suicaのペンギン」について、2026年度末をもって卒業させると発表した。
高市早苗首相は10日の衆院予算委員会で、奈良の鹿が外国人観光客から被害を受けているとの自民党総裁選での発言をめぐり、撤回を拒否するとともに、自身も「英語圏の方」に注意した経験があると明かした。
中国の薛剣駐大阪総領事が日本の高市早苗首相に対し、殺害予告とも受け取れる発言をSNSで投稿した直後、同氏が創価学会関西青年部主催の日中ユースフォーラムに出席し、公明党関係者とも平和について語っていた事実がSNSで注目を集めている。
ヒグマの出没増加を受け、北海道は7日、退職自衛官や警察官を「ガバメントハンター」に任用する支援策など駆除体制強化の緊急要望書を環境省に提出した。