マクロン大統領 ロシアが停戦応じなければさらに厳しい制裁科すことを支持
欧州の首脳たちは引き続きロシアへの圧力を強めており、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は5月13日、モスクワが停戦に同意しない場合、今後数日以内にロシアに対してさらに厳しい制裁を科すことを支持すると述べた。金融サービスや石油・天然ガス分野が制裁対象となる可能性がある。
マクロン大統領はフランスのテレビ局TF1のゴールデンタイムのインタビューで「もしモスクワが停戦に応じなければ、私たちは今後数日以内に新たな制裁を科す予定であり、そのための調整を進めている」と語った。
マクロン大統領の発言は、同日早くにドイツのフリードリヒ・メルツ首相が表明した立場と呼応している。メルツ首相は、もしロシアのプーチン大統領が停戦に同意しない場合、欧州の同盟国は「大幅に強化された制裁」をロシアに対して発動するだろうと述べた。
関連記事
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。
台北市中心部で27歳男が煙幕弾投げ入れ、無差別に刃物襲撃。台北駅から百貨店内へ逃走し、3人死亡、6人負傷。容疑者は包囲され6階から転落死。警察が計画的犯行疑い捜査中
中国で外国籍を取得しながら中国の戸籍を保持する人に対し、入出国時に戸籍抹消や入国拒否を求める動きが広がっている。専門家は、人口管理や社会保障、将来の有事対応など、複数の狙いが背景にあるとみている
香港の著名な民主活動家・黎智英(ジミー・ライ)氏に有罪判決。「香港は死んだ」と中国の民主活動家・王丹氏は語った。量刑次第では「事実上の死刑」になる可能性も。